短信です。誠に申し訳ありません。
これもまた「中国必死だな」という事例になりますのでご紹介します。
2023年09月01日、『中国人民銀行』は以下のような告知を出しました。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット金融機関の外国為替資金運用能力を高めるため、『中国人民銀行』は2023年09月15日以降、金融機関の外国為替預金準備率を2ポイント引き下げることを決定した。
外貨預金の準備率を現在の6%から4%に引き下げる。(終わり)
金融機関の外貨預金準備率を2%下げ、2023年09月01日以降は4%とします。
外貨預金準備率は、危機的状況があったときに流動性危機に陥らないために、「もっておくべき(外貨の)現金性資産の率」を定めたものです。
これまでは「すぐ使えるように6%は現金性資産で保有すべき」だったのですが、これを4%に下げます。
何を意味しているかとうと、外貨をもっと貸し出せ、吐き出せ――です。
Money1でもご紹介したとおり、中国金融当局はお金じゃぶじゃぶ状態をさらに加速して、景気を浮揚させようとしています。さあ、うまくいくでしょうか。
外資はリスクばかりの中国から撤退していますし、国内景気はかつてないほど低迷しています。資金の借り手などいるでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)