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中国「実際にお金を突っ込んでくれ」と泣きが入る。

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中国の株価市場が低迷を続けているのは読者の皆さまもご存じでしょう。現在は春節のお休みで、本土の市場はお休みです。

下がり続けて阿鼻叫喚の地獄絵図だったのですが、「国策チーム」が資金を投じてなんとか3日続伸を演出。連休に逃げ込みました。

これに先立ち、中国メディア『财经』が面白い記事を出していました。以下のように書いています。

(前略)
A株市場においては、市場の安定化と下押し圧力の緩和を目的として、IPOの規模を縮小したり停止したりして市場を救済してきた。

しかし、これは短期的には効果があるかもしれないが、長期的な効果は低い。

(中略)株式市場の根源は資金の流入問題である。

A株の評価額は現在歴史的低水準にあり、政府も一連の有利な政策を導入しているが、株式市場はいまだ改善しておらず、投資家の信頼が不十分であることを示している。

この場合、救済は IPO の一時停止などの技術的な手段では解決できないと考える。

実際の資金が必要になる可能性があり、効果を発揮するには迅速かつ強力な措置が必要だ。
(後略)

「投資家の信頼が不十分」という指摘が傑作です。中国共産党から何をされるか分からないような市場に誰が資金を投じるというのでしょうか。

この記事の主張をまとめるなら、中国の経済誌による「泣き」です。IPO(新規株式公開)の停止とか、そういう小手先の話はいいから、とにかく実弾(実際の資金)を撃ってくれ、という懇願です。

問題は、連休明けも続伸するかどうかです。来週の月曜日以降の中国株式市場にぜひご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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