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韓国「残念でした」外国人投資家3.8兆ウォン「セルコリア」

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2023年11月07日、韓国の金融監督院が「2023年10月外国人証券投資動向」を公表しました。これがなかなか面白い結果です。

外国人投資家が、韓国の有価証券市場においてどのようにお金を出し入れしたのかという内容ですが……。

2023年10月
株式市場:-3兆1,120億ウォン

債券市場:-6,960億ウォン
(買い(13.9兆ウォン) – 売り(8.7兆ウォン) – 満期償還(5.9兆ウォン) = -0.7兆ウォン(-6,960億ウォン)

株式・債券市場合計:-3兆8,080億ウォン

⇒参照・引用元:『韓国 金融監督院』公式サイト「2023年10月外国人証券投資動向」

純買収の金額を示しますので、算出方法は「買収金額 – 売却金額」で、プラスなら「買った金額の方が多くバイコリア(韓国に資金を入れた」)、マイナスなら「売った金額の方が多くセルコリア(韓国から資金を抜いた)」となります。

ただし債券の場合には「満期償還」があるので、「買収金額 – 売却金額 – 満期償還」となります。

上掲のとおり、10月も株式・債券の両方で売り越しとなり、計3兆8,080億ウォンを韓国から抜きました。セルコリア(韓国売り)です。

「外国人投資家が帰ってきた」がまた出た。「K-半導体」買い越し2日で6,702億
韓国メディアはとても面白い特性があって、外国人投資家が買い越しに転じると「外国人投資家が帰ってきた!」という記事を出しがちです。Money1では連日KOSPI(韓国総合株価指数)のプライスアクションと各プレーヤーの売買動向をご紹介しています...

上掲記事で紹介したとおり、韓国メディアでは「外国人投資家が帰ってきた」などと書いていたのですが、残念でした。帰ってなど来なかったのです。

株式:10月は純売り越しが続き、09月比で保有残高が減少(-38.9兆ウォン
債券:10月、純回収継続、09月比保有残高減少(-0.8兆ウォン

問題は、株式・債券の両方でセルコリアが進んでいることです。

先にご紹介したとことがありますが、これまでは株式の大量売却があっても債券の方で大量買収があるなどして、両方でセルコリアが進行するということはほとんどありませんでした。

しかし、この株式・債券の両方での売り越しが続いています。

外国人投資家が韓国有価証券市場(上場分)の何%を保有しているのかも、このデータの中にあります。

外国人投資家の保有額と保有比率
株式:624兆8,000億ウォン(時価総額比:27.2%
債券:241兆6,000億ウォン(上場債券比:9.7%

Money1をずっと読んでくださっている方は株式の外国人投資家保有比率「27.2%」という数字に驚かれるかもしれません。かつては30%超あったのですから。

株式の方では、どの国・地域が保有額・比率が多いのかも提示されています。以下をご覧ください。

アメリカ合衆国:259兆3,000億ウォン41.5%
欧州:191兆6,000億ウォン30.7%
アジア:84兆1,000億ウォン13.5%
中東:19兆5,000億ウォン3.1%

イギリス:56兆1,000億ウォン9.0%
ルクセンブルク:38兆7,000億ウォン6.2%
アイルランド:27兆5,000億ウォン4.4%

シンガポール:40兆ウォン6.4%
中国:13兆5,000億ウォン2.2%
日本:13兆ウォン2.1%

( )内は「外国人投資家全体に占める割合」

アメリカ合衆国はやはりダントツで「41.5%」を保有しています(外国人投資家保有分のうちの比率であることに注意してください)。

韓国はスグ斜め上の国ですが、日本の保有比率は2.1%13兆ウォンです。よく知っているからこそ、韓国にあまりお金を入れないのかもしれませんが。

(吉田ハンチング@dcp)

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