ソニーの半導体事業、主力製品である「CMOS画像センサー」が作っても作っても需要に追いつかないという、絶好調な状況です。ソニーは世界の需要増に応えるため、長崎県に新工場を造ったのですが、それでもまだ足りないようです。
CMOS画像センサーは、「マシンの眼」に当たる重要なパーツです。スマホカメラの多眼化だけでなく、自動運転に対応するクルマのカメラ、高精細な画像が必要になる医療用カメラなど、高機能なCMOS画像センサーのニーズは増加する一方なのです。
⇒参照:『Bloomberg』「ソニー、CMOS画像センサー生産「まだ足らない ―新工場稼働でも」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-23/Q2QK5EDWRGG001
ソニーの半導体事業を分社化しろ? ぷーくすくす
2019年09月には、ソニーの半導体事業を巡ってひと悶着がありました。『Third Point(サード・ポイント)』というアメリカ合衆国の投資ファンドが、「半導体事業のスピンオフ」(分社化)を提案していたのですが、ソニー経営陣は全会一致できっぱりと拒否。
ソニーの経営陣が提案を拒否した理由は、「半導体事業はソニーの成長を牽引する重要な事業であり、長期的に企業価値の向上に資する」としました。今のところ全くこの言葉どおりに推移しています。サード・ポイントという投資ファンドは「物言う株主」として有名なのだそうです。
曲がりなりにも株主ですからソニーさん自身が言うわけにもいかないでしょう。筆者が代わりに言っておきます。
サード・ポイントのバーカ! 一昨日(おととい)来やがれ。
(柏ケミカル@dcp)
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