韓国「消費・設備投資」が全然駄目。景気さらに悪化する可能性

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韓国は2024年の第3四半期に入ってから景気がさらに落ち込んだ可能性があります。

2023年12月07日、韓国のシンクタンク『KDI』(Korea Development Instituteの略:韓国開発研究院)が「KDI経済動向2023.12」(上掲はリポートの表紙)を公表しました。この中に第3四半期になって「暗くなった」というデータがあるのです。

このリポートの注目ポイントは、消費と設備投資がサッパリ駄目という点です。一目瞭然ですので以下をご覧ください。


↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット

⇒参照・引用元:『KDI』「KDI経済動向2023.12」

対前年同期比の増減を四半期ごとにプロットしたグラフですが、緑色の「民間消費」が2023年第1四半期から右肩下がり、紫色の設備投資は第3四半期にマイナスに転落しました。

「建設投資は上がっているじゃないか」と思われるかもしれませんが、このセクターは例のPF(プロジェクトファイナンス)問題やら融資延滞問題やらでいつ崩れてもおかしくない、信用できないところです。むしろここだけ増加しているというのが不気味です。

民間消費と設備投資が不振というのは、要するに家計と企業でお金を使わなくなっていることを意味しますので、要するに不景気が進行しているわけです。

これまた先にご紹介しましたが、第4四半期に入ってさらに景気が悪化しているのではないのか、というデータも出てきています。韓国経済は決して楽観視できません。

(吉田ハンチング@dcp)

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