2024年04月10日の総選挙に向かって、韓国政界は混沌としています。
金起炫(キム・ギヒョン)さんが党代表を降りたのはMoney1でもお伝えしたとおりで、政府与党の『国民の力』は劣勢が伝えられています。
↑『国民の力』の非常対策委員会・委員長に推戴されそうになっている韓東勳(ハン・ドンフン)さん(いつ見ても月亭方正似)
『国民の力』は党の顔となる人物を求めているのですが、韓東勳(ハン・ドンフン)法務部長官を非常対策委員会のTopに据えようという声が高まっています。
肝心の韓東勳(ハン・ドンフン)さん本人は、「自分からなりたいといったわけではない」と委員長就任に一線を画しているのですが、「ほとんど決まりでございましょ」と見られています。
↑なにせ保守よりメディアである『ペンアンドマイク』にまで「『国民の力』の批判的な20-30代女性にも人気がある」なんていう記事がでているほどです。
韓国政府内では、各機関の長官が次の総選挙に出馬するべく準備を始めています。国土交通部の元喜龍(ウォン・ヒリョン)長官、外交部の朴振(パク・ジン)長官は選挙に討って出ることがほぼ確実視されています。ということは、これらの長官は辞職して交代となります。
選挙も大事でしょうが、政府の方は長官交代が相次いで大丈夫なのか気になるところです。
総選挙まで、まだ一波乱も二波乱もあると思われます。韓国政局には要注目です。
(吉田ハンチング@dcp)