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韓国最大野党『共に民主党』の内紛。李在明 vs 李洛淵の直接対決

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韓国は政治の季節真っ只中です。2024年04月の総選挙では『共に民主党』が勝利する――という話になっていますが、そう簡単にいくでしょうか。

『共に民主党』も内紛が始まっています。現『共に民主党』の党首、李在明(イ・ジェミョン)さんと仲が悪い李洛淵(イ・ナギョン)さんが離党して新党をつくるという話が本格化しています。

李洛淵(イ・ナギョン)さんは「李在明(イ・ジェミョン)さんが党首を降りること、(非李在明派と)統合して非常対策委員会をつくること」を要求しているのですが、公認権を持つ党首の座から降りたら「おしまい」ですから、李在明(イ・ジェミョン)さんがそんな要求を聞くわけがありません。

2023年12月30日、李在明(イ・ジェミョン)さんと李洛淵(イ・ナギョン)さんのと直接会談が行われました。


↑李洛淵(イ・ナギョン)さんと李在明(イ・ジェミョン)さんはまさに犬猿の仲というレベルに達しています。「よくやるよ」という写真です。

某レストランで会合した後、二人は記者団の前に立ったのですが、結局話はまとまらなかった様子がありあり、でした。


↑記者の前で自身の意見を述べる李在明(イ・ジェミョン)さん。それを見る李洛淵(イ・ナギョン)さん。

李在明(イ・ジェミョン)さんは「どんな場合でも、私たちが可能な道を見つけて団結を成し遂げ、その力で国民のこの絶望的な状況を乗り越えなければならないと申し上げたい」と述べました。

また、李洛淵(イ・ナギョン)さんを見ながら「総理、もう一度深く考え直してくださるようお願いします」と言ったのですが、李洛淵(イ・ナギョン)さんは無反応でした。

李洛淵(イ・ナギョン)さんは次に記者の前に立ったのですが、話し始めるまでしばしの沈黙。

「尹錫悦(ユン・ソギョル)政府のひどい暴走にもかかわらず、国民から『共に民主党』が代替案として認められないのは、団結していないからではなく、変化していないからだ」

「今日、その変化の意志を李在明(イ・ジェミョン)代表から確認したかったが、残念ながら確認できなかった」

と述べました。つまり、

・李在明(イ・ジェミョン)さんが党首を降りること
・(非李在明派と)統合して非常対策委員会をつくること

はどちらも蹴られた、というわけです。

これで、李洛淵(イ・ナギョン)さんは新党結成を本格化するでしょう。実際「行くべき道を行くだけ」と述べています。ただし、李洛淵(イ・ナギョン)さんの新党がどれほどの支持を集めるかは分かりません。

なにせ、いまだに李在明(イ・ジェミョン)さんを次期大統領に推す声が大きいのですから。

タイムリーにご紹介しそこないましたが、『国民の力』元代表の李俊錫(イ・ジュンソク)さんが、2023年12月28日、同党を離党し新党結成に動き出しました。

このあんちゃんはアホの子なので、大勢には影響ありません。(全く理解不能なのですが)一定の支持者はいるのですが。

(吉田ハンチング@dcp)

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