↑『Lamborghini』公式サイトより/スクリーンショット
スーパーカー・メーカーとして世界的に有名な『Lamborghini(ランボルギーニ)』社は、2023年で生誕60周年でsした。この記念の年に同社は、史上初めて年間1万台以上の納車(1万112台)を達成したとのこと。
韓国メディア『EVラウンジ』は、「ランボルギーニ、イタリア本土より韓国でもっと売れた」というタイトルの記事を出しています。
「ふーん……」という話なのですが、ランボルギーニ社のプレスリリースを見てみましょう。
上掲の『ランボルギーニ』の公式プレスリリースによると、国別の納車台数は以下のようになります。
アメリカ合衆国:3,000台
ドイツ:961台
中国(香港とマカオ含む):845台
イギリス:801台
日本:660台
中東:496台
韓国:434台
イタリア:409台
カナダ:357台
オーストラリア:263台
フランスとモナコ:255台
スイス:211台
台湾:131台
インド:103台
合衆国が3,000台ピッタリというのと、「中東」と一括りになっているのが若干気になりますが、プレスリリースの中ではこのように書いてあるのでしょうがありません。
確かに韓国は「434台」で、イタリア本国「409台」よりも売れています。
韓国メディアの皆さんは忘れているかもしれませんが、『現代自動車』は2023年、日本市場で492台しか売れませんでした(新規輸入登録台数)。
韓国を代表する『現代自動車』の自動車は、日本では超高級車である『ランボルギーニ』より売れてないのです。
ちなみに、モデル別に見ると、一番人気があったのはSUVの「Urus(ウルス)」で「納車:6,087台」だったとのこと。
『現代自動車』の電気自動車が『ランボルギーニ』より日本市場で売れるようになるといいですね。
(吉田ハンチング@dcp)