韓国の旧正月で、2024年02月09~12日は連休です。そのため、韓国市場は、09日(金)と12日(月)はお休みになります。
旧暦では、これで辰年の新年となるわけですが、新年を迎えるに当たり、韓国では、生活に苦労している皆さんに「愛の練炭」を配布するという風習があります。
最近では、多くの皆さんマンションに住んでいらっしゃるので、自宅の燃料に練炭が必要なんてことはほとんどありません。しかしながら、昔ながらの燃料を必要とする貧しい方もいらっしゃるのです。
『国民の力』非常対策委員会の韓東勳(ハン・ドンフン)委員長が、ソウル市蘆原区中渓洞白砂村で「愛の練炭」分かち合いボランティア活動を行いました。
この「蘆原区中渓洞白砂村」は、ときにソウル最後のタルトンネ※といわれる場所です。
※タルトンネというのは「月の町」という意味ですが、坂の上、岡の上などにある貧民街のことを指します。月に届くような高い位置にあるので「月の町」と呼ばれます。
韓東勳(ハン・ドンフン)委員長は「(党で)プレゼントを行うための予算があった。6~7,000万ウォン近くになる」とし「今後、私たちは毎年その金額を全国練炭奉仕に使う。心を結集して頑張ってみる」と述べています。
上掲写真のとおり、直接リヤカーを引いて路地を歩き回り、参加者たちと一緒に練炭を配布しました。
韓国では総選挙が迫っています。
「見え見えのアピールだ」「偽善だ」「売名行為」だという批判もあります。
しかし、決戦のためです。こういうドブ板選挙な活動も大事でしょう。何より韓東勳(ハン・ドンフン)さんはじめ、皆さんが明るく笑って、楽しそうなのがいいですね。
「いい写真」が撮れています。
(吉田ハンチング@dcp)