こういうのが左派・進歩系の駄目なところなのです。
韓国の未来を決めるだろう「第22代 国会議員総選挙」まで、あと30日余り。『共に民主党』では内紛が拡大。離党議員も現れて、支持率が低迷してきました。
2024年03月06日、『共に民主党』党首の李在明(イ・ジェミョン)さんは緊急の記者会見を開催。
↑『共に民主党』最高委員会に出席する李在明(イ・ジェミョン)党首。
何か重大発表かと思いきや、マスコミ批判です。「マスコミがあることないことを書くので、『共に民主党』の支持率が下がってきたじゃないか」という主旨の愚痴を表明。あろうことか、マスコミを告訴するとほのめかしました。
李在明(イ・ジェミョン)さんは次のように発言しています。
「与党の誤った指摘も問題だが、それを拡大再生するだけでなく、与党による虚偽の主張に根拠を与えるかのような一部マスコミの誤った報道も本当に深刻だ」
「今、公示をめぐって、わが党の公示が親李在明公示だ、側近公示だ、などという話がたくさん出ている」
「(このようなことは)マスコミの職務を破るだけでなく、選挙に不当に介入する、まさに虚偽事実の流布による落選目的の違法選挙行為であり、民主共和国の根拠である選挙をまさに台無しにする反憲法行為だ」
「厳正に責任を問う。改めて法的措置を行い、今後はより厳格に対応する」
李在明(イ・ジェミョン)さんと取り巻きによる、立候補者の公認作業についての批判が許せない――という表明ですが、マスコミは特に間違ったことを書いているようには見えません。
現在『共に民主党』の中枢部が行っていることは、李在明(イ・ジェミョン)さんの防弾板になる議員を立候補させようという行為に他なりません。それをマスコミが指摘して、『共に民主党』の支持率が下がるのであれば、それは自分のせいです。
『共に民主党』中枢部の行っていることが国民に支持されていないわけですから。
にもかかわらず、マスコミを告訴して口を封じようというのです。
政治家には毀誉褒貶があって当然です。自由民主主義なら余計です。人の口を封じようとする政治家など全く信用できませんし、してはなりません。
「黙らなければ告訴するぞ」――こんなことを言えば言うほど、国民の支持は失われるのですが、それについては思い至らないようです。
『共に民主党』李在明(イ・ジェミョン)さんが望んでいるのは、「オレについて誰も文句を言わない社会」です。なぜ韓国ではこのような人物を支持する人が多いのでしょう。
これこそ韓国の不思議です。
(吉田ハンチング@dcp)