短信です。誠に申し訳ありません。
2024年03月28日、『韓国銀行』から「金融安定状況」報告書が出ました。
Money1でもご紹介しているとおり、外国人投資家が韓国株式市場に資金を投入することが増え、これをもって韓国メディアでは「外国人投資家が帰ってきた!」と喜んでいます。
「帰ってきた」と喜んでいると、すぐお金を抜いていなくなってしまうのが外国人投資家の皆さんです。ただ現在は、韓国株式の保有を増やしています。
この「金融安定状況」報告書にもそれを示すデータがありますので、ご紹介しておきます。時価総額に占める「外国人投資家の保有比率」です。以下をご覧ください。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「『金融安定状況』(2024年3月)」
2022年06・07月には外国人投資家の保有比率は26%台まで下がったのですが、直近の2024年03月には「29.8%」まで上昇しています※。
かつては30%を超えていましたので、まだその域でありませんが、回復しているのは確かです。
※2024年03月15日時点。
「外国人投資家が帰ってきたー!」といいたくなる気持ちが分らないではありません。
面白いのは、債券における「外国人投資家の保有比率」です。
直近は「9.7%」で驚くほど横ばいです。外国人投資家の保有比率はヨコヨコでほとんど変化しないのです。さて、この理由がお分かりになるでしょうか……。
(吉田ハンチング@dcp)