韓国は輸出1本で食べている国です。
韓国政府の資料を見ると、「10大輸出品目」あるいは「15大輸出品目」といった言葉を見ることができます。この大事な輸出品目ですが、何度もご紹介しているとおり自動車やスマホなどこれまで韓国を支えてきた産業は弱体化してきています。
といって、バイオなど文在寅政権が期待をかけている次世代の主力産業の売上はそこまで伸びていません。
というわけで、現在も固く輸出を支えているのは「半導体」です。逆にいえば半導体がコケると韓国経済は大変なことになるということです。
「韓国の輸出」の半導体依存度とは?
2021年の実績も(産業通商資源部からは)出ていますので、韓国の輸出がどのくらい半導体に依存しているのかを確認してみましょう。
まず、2021年の輸出総額に占めるICT関連製品の輸出額は以下のようになります。
↑Google Chromeの自動翻訳ですので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。2021年
輸出総額:6,445.4億ドル
ICT関連製品:2,276.2億ドル⇒ICT関連製品の輸出総額に占める割合は35.3%
2021年は、ICT関連製品が輸出総額の35.5%を占めています。
この2,276.2億ドルの中には、焦点の半導体の他、ディスプレー、コンピューター、周辺機器、スマホなどが含まれています。
では、半導体だけ取り出すとどうなるでしょうか?
2021年
輸出総額:6,445.4億ドル
半導体:1,287億ドル
⇒半導体の輸出総額に占める割合は20.0%
⇒半導体のICT関連製品に占める割合は56.5%
半導体は韓国の輸出総額の「20.0%」を占めるところまできました。また、半導体は韓国のICT関連製品輸出の「56.5%」も占めています。
韓国の輸出は半導体頼みを深めています。
つまりこれは、半導体がこけたら「おしまいになるかもしれない」ことを意味しています。
先の記事ではないですが、『サムスン電子』の半導体事業部が合衆国に持って行かれても韓国経済は詰みます。
(吉田ハンチング@dcp)