ずいぶん前にご紹介した事態がまた起こっています。電気自動車は補助金頼みなので、こんなことが起こるのです。
韓国『現代自動車』は電気トラック「ポーターⅡ」の製造ラインを一時停止しました。
↑「ポーターⅡ エレクトリックスペシャル」は『現代自動車』製造の電気トラックです。見た目まんま軽トラですが、業務用の自動車として人気があります。
なぜ止めたのかというと、政府の補助金がどうなるのか決まらないからです。先にご紹介したとおり、補助金がどうなるか分からないので(01月には補助金が受け取れない)、直近2年で01月には販売台数が急減少するという事態が起こっています。
「ポーターⅡ 電気自動車」01月販売台数
2022年:41台
2023年:13台
上掲のような惨状なので、それは『現代自動車』としても生産台数を絞るというものです。
「ポーターⅡ 電気自動車」が不人気かというと全然そんなことはなく、2023年には韓国内で「2万5,799台」が売れているのです。そのため、これは補助金頼みのせいだといえます。
(吉田ハンチング@dcp)