2024年01月22日、中国の株式市場がさらに絶望的なことになりました。踏みとどまれずに底を抜いたのです。
まず上海総合が以下です(チャートは『Investing.com』より引用/日足:以下同)。
これはひどい下落で、日足のママ時間軸を引いてみると、以下のようになります。
コロナ禍の2020年03月の天底まで下落しようとしています。3年10カ月ぶりの安値に向かって墜落している途中です。その間積み上げた時価総額が全部吹き飛ぼうとしています。
次に香港ハンセン。
香港ハンセンも22日は大きく下げました。これを同様に時間軸を引くと以下のようになります。
香港ハンセンの場合は、2020年03月のコロナ禍の天底はとっくに割っており、2022年10月の天底に向かってあと少しのところでまで来ました。
つまり、中国株式市場はボロボロです。
中国共産党に何をされるか分からない市場にお金を投じるバカはいませんので、こうなっても当然。自業自得です。にもかかわらず、いまだに中国共産党は「中国に投資するチャンス」という喧伝を続けているのです。
香港ハンセンの下落が止まらないので、例の韓国の「ELS問題」は目も当てられないことになるでしょう。こちらも自業自得。中国企業の株式なぞ信じるからひどい目に遭うのです。
(吉田ハンチング@dcp)