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韓国・国会議員「立候補者697人」の57人が「飲酒運転」犯罪者

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2024年04月10日投開票の韓国「第22代国会議員総選挙」がスグそこに迫っています。

そのため、「この候補者は国会議員にふさわしいのか?」という一種の身体検査のような報道が、韓国メディアで増えています。それ系ですが、『ソウル経済』が出色の記事を出しました。

「国会議員に立候補している697人の犯罪歴を洗ってみた」――です。

先にご紹介したとおり、曹国(チョ・グク)さんの『祖国革新党』など、党首の曹国(チョ・グク)さん自身が「二審で有罪判決を受け、大法院(最高裁判所に相当)に上告中」で、メディアからは「犯罪者党」などと呼ばれる始末。

韓国は、古田博司先生がご指摘のとおり、李朝時代からの「濫囚(やたらに監獄行きになる)」「濫赦(やたら恩赦でシャバに出てくる)」の伝統を引いており、前科があることにそれほど注意を払いません。

いや、無頓着といってもいいぐらいです。

恐らく日本なら、前科があるだけで立候補も難しいでしょう。これはまあ文化の違いなので、韓国の皆さんが「よし」とするなら、日本人があれこれ言うことではないかもしれません。

「どうせみんな捕まって監獄に行くし、どうせみんな恩赦で出てくるし……オッケーっしょ!」というケンチャナヨ精神の表れと見ることも可能です。

それはともかく、『ソウル経済』による身体検査の結果、

(前略)議員選挙候補者697人のうち、8.1%に相当する57人が国民の安全を脅かす代表的な犯罪である飲酒運転を犯しても国会入りを狙っていることが分かった。
(後略)

⇒参照・引用元:『ソウル経済』「음주운전에 관대한 총선…후보자 697명중 ‘음주 전과자’가 무려」

「国会入りを狙っている」は、かなり悪意のある書きようですが、ともあれ立候補者697人の中で57人に「飲酒運転の前科がある」と分かった――とのこと。

党公認立候補者で飲酒運転の前科を持つ人数は以下のようになります。

飲酒運転前科者
『国民の力』:22人8.7%/254人中)
『共に民主党』:21人8.3%/254人中)

『新しい未来』:4人14.3%/28人中)
『改革新党』:3人7.0%/43人中)
以下略

⇒参照・引用元:『ソウル経済』「음주운전에 관대한 총선…후보자 697명중 ‘음주 전과자’가 무려」

最も多かったのは、政府与党の『国民の力』でした。しかし、傑作なのは『共に民主党』で、そもそも党首の李在明(イ・ジェミョン)さん自身が「飲酒運転」の前科持ちなのです。

まあ政界でも酔っ払って運転しているかのような人ですが。

先にご紹介したとおり、李洛淵(イ・ナギョン)さんによれば、『共に民主党』議員の41%が前科者だそうです。今回の総選挙で前科者の議員は増えるでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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