<<追記部分は記事末>>
2024年04月17日夜、なぜか「日本・岸田文雄首相と韓国・尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の電話会談が行われる」という情報が出ました。
日本の『毎日新聞』が報じた記事を引いて、韓国メディアも記事を出しています。
例えば『ソウル経済』は、
「毎日新聞は複数の日韓関係者を引用し、日本側が先に協議を提案したと伝えた。
電話協議では、岸田首相から最近の訪米結果の説明とともに、米韓、日米韓が緊密に連帯する方針を再確認するものと見られるとも明らかにした」
と書いています。政府与党『国民の力』が04月10日に行われた国会議員総選挙で惨敗(6議席減)しましたので、また韓国政府が反日に転じるのではないか――という懸念が一部日本メディアから出ており、それを懸念してとのことという解釈もあるのですが……。
<<以下追記 ここから>>
↑急きょ行われた日韓電話会談。写真は大統領室提供のもの
韓国の「第20代大統領室」は、2024年04月17日19:00~19:15、韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領と日本・岸田文雄首相の電話会談が行われた――と公表しました。
大統領室によれば、岸田首相は先に行われた日米首脳会談の結果について説明し、「今後も強固な日米共助を基盤に国際社会のさまざまなイシューに対応していく中で、パートナーとして韓国との協力を引き続き深めていきたい」と述べた――とのこと。
また、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は「朝鮮半島およびインド地域を含む国際情勢の不安定性が深まる中、日韓、日米、日米韓間の緊密な協力を通じて、地域の平和と繁栄に貢献していこう」と答えた――とのこと。
さらに、両首脳は、特に北朝鮮に対する両国の対応に関する意見を共有し、北朝鮮関連問題に対する日韓・日米韓間の緊密な連携を引き続き発展させていくことに合意した――とも。
アメリカ合衆国に対して「ナシを通したこと」を、今度は韓国にも告げたと思われます。朝鮮半島にまつわることに違いありませんから、北朝鮮に関係することでしょう。
「日本が北朝鮮に対して国益を損ねるような妥協をする」――でなければいいのですが。
<<ここまで>>
(吉田ハンチング@dcp)