2024年04月16日、日本の外務省が「2024年版外交青書」を公表しましたが、さっそく中国外交部が文句をつけています。
↑外交青書の巻頭、上川外務大臣の言葉
以下が報道官の物言いです。
『NHK』記者：
本日（2024年04月16日：引用者注）、日本が発表した2024年版外交青書には、5年ぶりに日中間の「戦略的互恵関係」という文言が盛り込まれました。これについて報道官はどのような意見ですか？
林剣報道官：
昨年11月、日中両首脳はサンフランシスコでの会談で、戦略的互恵関係を全面的に推進するという両国関係の位置づけを再確認し、両国関係の改善と発展に重要な政治的指導力を発揮しました。日本側の関連文書は、中国を中傷・非難し、いわゆる中国脅威論を展開し、中国の内政に不当に干渉するという常套手段に従っており、中国はこれに断固として反対する。
われわれは日本側に対し、その誤ったやり方を正し、両陣営の対立を挑発・創出することをやめ、「戦略的互恵関係」の位置づけを両国関係発展の指導原理として真摯に受け止め、新時代の要求に合致した建設的で安定した日中関係を構築するためにたゆまぬ努力をするよう求める。
日本が「中国を中傷・非難し、いわゆる中国脅威論を展開し、中国の内政に不当に干渉」しているとしても、それはまさに「中国こそが脅威」に他ならないからです。
新時代の要求に合致した建設的で安定した日中関係を構築するためにたゆまぬ努力をしなければならないのは、中国の方です。中国外交部の発言は「おまいう」ばかりです。
（吉田ハンチング＠ｄｃｐ）
