中国共産党がデジタル人民元を普及させようと各都市での実験を拡大させています。実験という名のばらまきです。
2021年01月26日には5,000万人民元(約8億1,016万円)をばらまきました。これはこれまでの実験の中で最大規模です。成都市のアプリを使って予約申請すれば支給され、成都市指定の商業施設で使用できるというもの。
先に行われた蘇州の実験では、ネットに接続されていない場合でも、売買する人、お互いのアプリがオンになっていればデジタル人民元を使った買い物が成立する仕組みが導入されていたとのこと。また、デジタル人民元公開テストはさらに2次、3次と行われる予定です。
デジタル人民元の狙いはドルからの脱却
中国共産党が目指しているのは、ドル依存からの脱却です。独自の通貨流通システムを作って思いどおりに操ろうとしています。このデジタル人民元が主流になれば、中国共産党は気に入らない企業や個人のお金を完全に断つことができます。また、これが国際的に利用されるようになれば……まさに悪夢という他はありません。
世界各国はデジタル人民元なんかで決済しない、といわなければなりません。
(吉田ハンチング@dcp)