韓国の潘基文(パン・ギムン)さんが中国の王毅外相と会い、余計なことを述べました。
読者の皆さまもご存じのとおり、潘基文(パン・ギムン)さんは国連事務総長を務めた人です。
韓国メディアでは「韓国人が世界大統領になった」という意味不明な賛辞を送りました。
しかし、潘基文(パン・ギムン)は実に朝鮮半島らしい人物で、国連組織に朝鮮由来の縁故主義を持ち込み(国連職員に韓国人を多く採用した)、また反日姿勢を明らかにしました。
国連というトラの威を借りて発展途上国韓国の(ありもしない)力を伸張させようと図ったのです。
「世界大統領ってナニ?」なわけですが、日本の影響なのかもしれませんが、韓国にはなぜか国連という組織を大変にありがたがる癖があります。
↑歩み寄る潘基文(パン・ギムン)さんと王毅外相(左)。写真は中国外交部が公開したもの
中国の外交部が、王毅部長(外相に相当)が潘基文(パン・ギムン)元国連事務総長に会ったとして、プレスリリースを出しています。以下をご覧ください。
王毅、潘基文前国連事務総長と会談
2024-07-12 20:012024年07月12日、中国共産党中央委員会政治局委員である王毅外相は、北京で開催されている「共通発展のための世界行動フォーラム(FGSD)」第2回ハイレベル会合に出席している潘基文(パン・ギムン)元国連事務総長兼BFA議長と会談した。
潘総理の平和と発展のための努力、世界的な開発イニシアティブへの積極的な支援、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が頓挫しないよう国際社会が行動を強化するよう求める潘総理の呼びかけについて、中国は高く評価していると述べた。
習近平国家主席が人類運命共同体の構築、「一帯一路」イニシアティブ、そして国際社会から広く支持され、支持されている3つの主要なグローバル・イニシアティブを提唱したのは、まさに全人類共通の幸福を視野に入れてのことである。
中国は国連と協力し、国際的な相乗効果を集め、持続可能な開発アジェンダの実施を加速させる強い勢いを注入し、世界平和と人類の発展により大きく貢献することを望んでいる。
潘基文(パン・ギムン)元事務総長は、習近平国家主席が「一帯一路」構想や「世界開発構想」など、世界に繁栄と幸福をもたらす一連の重大なアイデアや提案を打ち出し、並々ならぬリーダーシップを発揮していると述べた。
中国が「グローバル・サウス」において重要な主導的役割を担っていることを高く評価し、中国と共に国際協力と平和的発展を推進することを希望すると述べた。
双方はまた、共通の関心事である国際問題や地域問題についても意見交換を行った。
⇒参照・引用元:『中国 外交部』公式サイト「王毅会见联合国前秘书长潘基文」
潘基文(パン・ギムン)さんは、「習近平さんが並々ならぬリーダーシップを発揮している」と褒めたことになっています。また「中国と共に国際協力と平和的発展を推進することを希望する」と述べた――としています。
世界のどの国も「習近平が主導する人類運命共同体の構築」なんてものに巻き込まれたくはない、にもかかわらずです。
どういう立場での物言いか分かりませんが、現在の韓国政府には容認しがたい発言でしょう。「鳩山由紀夫」みたいな人物です。
(吉田ハンチング@dcp)