韓国は常に他人との競争が強いられるストレスフルな社会で、韓国の皆さんが自分たちで「ヘル朝鮮」と呼ぶほどです。
いつなんどきも他人の目を気にして「他人より優位にあること」をなんとか示そうと必死ですので、息が詰まって当然です。
「ウチはウチ、他人は他人」が分からない(通らない)人、社会ですから、名門大学に行き『サムスン電子』に就職しないと駄目――というあほみたいな信条から抜けられないのです。
別に『サムスン電子』の社員じゃくても立派な人はたくさんいるということが全く分からない(社会的に認知されない)のです。哀れな社会という他ありません。
これで人がおかしくならないわけがありません。
2024年09月16日、 国会環境労働委員会所属の『国民の力』キム・ソヒ議員が雇用労働部から提出された資料の中に興味深い事実を発見しました。
働いている中で精神疾患(mental disorder)を負ったとして、労災申請を行った数と、その中でどのくらい申請が認められたかのデータです。以下をご覧ください。
ご注目いただきたいのは、まず精神疾患の労災申請の件数です。2019年には「313件」に過ぎなかったのに、2023年には「684件」。約2.2倍になりました。
次に、申請のうち何%が承認されたかです。2019年は「68.1%」で、2021年には「70.5%」あったのですが、直近3年は「65%」前後で、2024年は01~08月累計で「57.3%」です。
明らかに承認率は低下しています。
精神疾患は、物理的な労災に比べて、その発生の原因や程度を証明するのが難しいケースが多いです。
精神的なストレスや過労などが原因となる精神疾患の労災認定は、客観的な証拠を提示するのが難しいため、申請は増えても承認されにくい傾向にあります。それは確かですが、承認率が低下している原因は明らかにする必要があるでしょう。
「申請件数の増加と審査の厳格化」によって助けが必要な人をオミットしていたり、「社会的プレッシャーと労働環境の変化」があるなら究明しなければなりません。
精神疾患の労災申請が増加していることは、韓国のヘル朝鮮化が進行している証明だと見ることもできます。
何度もご紹介しているとおり、韓国の夏は終わったので漢江の奇跡のようなことは二度と起こりません。韓国の皆さんは衰亡していく自分の国をより実感することになるのです。
(吉田ハンチング@dcp)