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米国「0.5%」利下げのビッグカット! さあ韓国はどうする?

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2024年09月18日(現地時間)、アメリカ合衆国の『FOMC』は、大方の予想どおり政策金利を「0.5%」(=50bp)上げました。ビッグカットです。これで、

政策金利
4.75~5.00%

となりました。


↑『FRB』議長のパウエルさんはよぼよぼな感じになってきました。お体は大丈夫でしょうか。

注目されるのは「韓国はどうするか?」です。


↑今回の合衆国の金利切り下げを受けて、2024年09月19日午前、韓国では金融当局のTopが会議を行いました。一番手前から李卜鉉(イ・ボクヒョン)さん。金融監督院のボンクラ院長です。次が『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁。その億が崔相穆(チェ・サンモク)副首相兼企画財政部長官。一番奥は知らなくてもいい人です

韓国の基準金利(政策金利と同義です)は現在「3.50%」。

韓国メディア、大統領室が「金利を下げろ」の大合唱だったのですが、金融通貨委員会、また『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は頑として「合衆国の利下げを待たず、韓国が先制的に利下げを行うこと」を突っぱねてきました。

Money1でもご紹介してきたとおり、韓国は大変に不景気です。そのため、通常であれば金利を下げてお金を借りやすくし、お金が回るようにしなければなりません。

しかしながら、韓国の場合は利下げを行ったとたんに企業、家計共に負債を激増させる恐れがあります。なにせ多重債務者になろうが、利子返済もできないゾンビ企業になろうが、借金で経営・生活を回すことに抵抗を感じない韓国人です。

負債が異常増速する可能性が捨てきれません。実際、DSR規制が本格化する前に……というので家計が住宅ローンを異常に増やしています。この駆け込み需要は韓国金融当局の融資規制によっていったんは小休止するでしょう。

ですが、本格的に止まるかどうかは分かりません。韓国の皆さんのやることですから。

次の韓国金融通貨委員会による「通貨政策方向会議」は10月11日です。

本日19日の会議後の記者会見では、李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は「10月にはさまざまな経済指標を見て判断して決定する。11月に引き下げることもできる。方向性を今申し上げるのは難しい」と述べました。

『韓国銀行』が、李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁がどうするのか見せてもらいましょう。

(柏ケミカル@dcp)

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