韓国の素晴らしい民主主義の現状をご紹介します。
↑与党に一切図らずに『共に民主党』が数で予算を通しました。読者の皆さま、これがバカの群れです。
2024年12月10日、韓国の国会で、2025年度予算案の修正案が本会議において出席議員278人、
賛成:183票
反対:94票
棄権:1票
で可決されました。『共に民主党』が数の暴力で、政府が必要とした予算を全て削り落とした予算案です。
削られたのは主な予算は以下のようになります。
政府予備費:2兆4,000億ウォン
国債利子返済費:5,000億ウォン
検察の特定業務経費:506億ウォン
特殊活動費:80億ウォン
大王クジラプロジェクト:497億ウォン
大統領秘書室・国家安保室の特殊活動費:82億5,000万ウォン
上記の小計:3兆165億5,000万ウォン
他にも削られており、削減は計4兆1,000億ウォンです。
大統領室関連、また政府の予備費、検察の特定業務経費など、重要な予算がカットされています。
「大王クジラプロジェクト」というのは、例の日本海ガス田の試掘費です。
↑釜山港に到着した海底掘削用のドリルシップ。傑作なことに『サムスン重工業』製です。
予算が削られたのに、先にご紹介したとおり、ドリルシップがすでに釜山に到着しているのです。本当にどうするのでしょうねコレは。
だから韓国の規模で600兆超えの予算は無理だってば!
またご注目いただきたいのは、2025年度の予算の額です。政府案「677兆4,000億ウォン」から4兆1,000億ウォンを削減した「673兆3,000億ウォン」となりました。
2024年度の予算は「656兆6,000億ウォン」でした。
しかしMoney1でもご紹介してきたとおり、国税収入が11.7兆ウォン足りないなど、2024年度は管理財政収支が恐らく-100兆ウォン規模になると見込まれています。
にもかかわらず、2024年度よりさらに支出を16兆5,000億ウォン積んだ予算としました。
どこにそんなお金があるんだ――という話です。
もちろん、韓国経済は今どん底ですから、政府が支出を増やさなければなりません。
それは理解できます。しかし、そもそも文在寅政権時に行った「政府予算600兆ウォン超え」というのが、韓国の規模では無理なのです。
韓国政府は無理やりな方向に走っていこうとし、誰もそれを止めません。
日本政府が破綻するなどと考えているのは、一部のノータリンな経済評論家しかいませんが、韓国はそうはいきません。
どこかで「もしかして韓国って危ないんじゃないの」と誰かが気付いて、モメンタムが動いたら、そのときは本当におしまいです。
また、李在明(イ・ジェミョン)さん率いる『共に民主党』議員は、今は尹錫悦(ユン・ソギョル)さんのせいにして悦に入っているかもしれませんが、次期政権を握ったら、そのとき自分たちが大変に困ったことになる――と理解しているのでしょうか。
恐らく何も考えていないでしょう。「ばかの群れ」です。
韓国で行われているのは民主主義ではありません。ただのポピュリズムであり、ただの衆愚政治で、ただの「歯止めのかからない政争」です。
朝鮮半島には合理的な判断などありません。
韓国には教えない
韓国を助けない
韓国には関わらない
(吉田ハンチング@dcp)