去りゆく者はいつだって美しいですが、残って戦う者こそ褒むべきです。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が起こした戒厳令騒動によって、韓国経済、韓国政府の予算が揺さぶられています。しかし、金融当局は韓国の国民のために安定を維持する努力を最後まで続けなければなりません。
『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は殿を引き受け、怯み、逃げそうになった崔相穆(チェ・サンモク)副首相兼企画財政部長官を叱咤激励して引き止めたことが分かりました。
『中央日報』の記事によれば、以下のようなことがあったとのこと。
(前略)
崔相穆(チェ・サンモク)副首相兼企画財政部長官が戒厳令宣布前に召集された国務会議で反対意見を強く提示した後、席を蹴って退席し、辞意を表明しようとしたことを李総裁が諌めたとのことだ。出席者の話によると、李総裁は「当時、崔副総理に『経済の司令塔がなければ対外的な心理が安定しない』と辞任を諌めた」と明らかにしたのだ。
(後略)
また、非常戒厳宣布のすぐ後に、企画財政部が以下のような「政府は金融・外国為替市場の安定のため、無制限の流動性供給など利用可能なすべての市場安定措置を総動員する計画」というプレスリリースを出しました。
これもまた、李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁の助言によるものだったとのこと。
さすが元『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)アジア太平洋局長です。海外からの信用が毀損されたら「おしまい」であることを理解し、スグにリカバリーの手を打ったのです。
↑李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁(右)と崔相穆(チェ・サンモク)長官。またこうして柔らかな表情で談笑できるときが来るといいですね。
李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁がいたからこそ、崔相穆(チェ・サンモク)長官も頑張れたし、企画財政部が国家の危機に逃げずに対応し続けられたものと見られます(先にご紹介したとおり企画財政部は沈黙せず発信を続けました)。
このような男たちの頑張りが今も続いています。
↑一方、政府を揺さぶるバカの群れ『共に民主党』を率いる李在明(イ・ジェミョン)さん。
(吉田ハンチング@dcp)