もう何度だって言いますが、中央銀行から直接短借するなどという先進国政府はありません。
韓国政府は、税収不足によって資金調達に必死状態、火の車の自転車操業となっています。この一事をもってしても韓国は断じて先進国などではありません。
『共に民主党』のイム・グァンヒョン議員室に『韓国銀行』が提出した資料によると――、
2024年通年で韓国政府は『韓国銀行』から173兆ウォンを84回にわたって短借した
――ことが分かりました。
Money1でもご紹介したおり、2023年は117兆6,000億ウォンの短借でしたから、2024年は短借額が対前年比で47.1%も増加したのです(ちなみに2023年は64回借りました)。
この173兆ウォンは、年間累積融資額としては統計を確認できる2011年以降で、歴代最大額です。
直近6年間の短借規模は以下のようになります。
↑2020年はコロナ禍で税収が足りずに短借が急増しています。額だけ見ると、韓国政府の財政はコロナ禍よりひどい火の車なのです。2019年:36兆5,072億ウォン
2020年:102兆9,130億ウォン
2021年:7兆6,130億ウォン
2022年:34兆2,000億ウォン
2023年:117兆6,000億ウォン
2024年:173兆ウォン
これまた何度もご紹介していますが、そもそも600兆ウォン超えの支出予算が韓国の規模では無理なのです。現実を無視して、支出を膨らませてきたから、このようなことになります。
(吉田ハンチング@dcp)