2025年01月19日、韓国のソウル地方裁判所は尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の拘束令状を発付しました。理由は「証拠隠滅の恐れがあること」です。
この拘束令状によって、尹錫悦(ユン・ソギョル)さんは韓国憲政史上初の拘置所に収監される現職大統領となりました。
拘束令状が発付されたことにより、尹大統領は正式に拘置所の入所手続きを経て、京畿道義王市にあるソウル拘置所の未決囚収容棟に収監されます。
一般の収監者と同様に、氏名、住民登録番号、住所などの個人情報を確認され、簡単な身体検査を受ける必要があります。また未決囚の囚衣を着用し、収容者番号を付けた上で、いわゆる「マグショット」(収容記録簿用の写真)も撮影されることになります。
↑全斗煥(チョン・ドファン)元大統領と盧泰愚(ノ・テウ)元大統領。法廷に立たされた二人はかつての盟友同士。
水に落ちたイヌはとことん叩くという――朝鮮伝統の措置と見ることができるでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)