韓国が石油代金70億ドルをイランに支払っていない件です。Money1では先に、イラン側のペルシア語の報道をご紹介しましたが(↓)、記事に書かれていた「韓国側が救急車の提供を提案しやがった」という話は本当だったようです。
イランは「韓国の恥知らずな提案」を拒否する!70億ドルを利子付けて返せ!
韓国籍のタンカーがペルシア湾でイランの革命防衛隊によって拿捕された件です。韓国外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官がイランに飛びましたが、長年凍結してきた「70億ドル」の石油代金を支払えと迫られています。韓国メディアからはいろいろな報...
『中央日報(日本語版)』に興味記事が出て、これを裏付けています。
以下に記事の一部を引用します。
(前略)
バエジ室長(イランのマフムード・バエジ大統領秘書室長:筆者注)は「われわれを狙った(米国の)経済戦争と圧迫に対抗して3年間この国を運営した」とし「われわれは救急車数台が必要なのでなく、韓国に凍結された資金が必要だ」と強調した。
(後略)
この報道によれば、「救急車なんかいらねぇよ」とはねつけたのはイラン中央銀行のアブドゥル・ナセル・ヘマティ総裁ではなく、バエジ室長となっています。
『中央日報(日本語版)』の記事が面白いのは以下の箇所です。
(前略)
外交部当局者はこの日「様々な案が協議される過程で(韓国でなく)イラン側が救急車の導入を希望した」として「崔次官が(イランに)行って先に提案したかのように報じられたが、これは事実と大いに異なる」と明らかにした。具体的に遺憾を表明しないまま「事実と異なる」という水準で対応した。
(後略)
韓国政府は、「救急車がほしい」とイラン側が提案した――と主張しているのです。
……ウソでしょうね。70億ドル支払われれば何台だって買えるのですから。「お金返せ!」としか言わないでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)