次期アメリカ合衆国大統領ということになったジョー・バイデンさんですが、大変に人気がない(あるいは支持されていない)という結果が早くも出ました。
2021年01月14日(木)、市場が終わってから次期政権下での、なんと総額1.9兆ドル(約197兆円)規模の「景気回復パッケージ」を発表したのですが、それを受けて先物株価が下落しました(笑)。
上掲はニューヨークダウ30種(『Bloomberg』より引用)ですがひどいことになりました。ダウだけではないのです。S&P 500は「0.4%」下落、ナスダックも「0.1%」下落です。
トランプ大統領の「国民に2,000ドルずつ給付してあげようよ!」を引き継いで(借りパクとも言う)、「1,400ドルずつ配ります」(先に可決した法案が600ドルだったので足すとトランプ大統領の言ったとおり2,000ドルになる!)と言っていますし、「失業手当の一時的引き上げ」や「立ち退きと差し押さえの猶予」も入れたのにこの有り様。
市場からは全く評価されなかったということです。政権発足前からこんなことで、この次期大統領は大丈夫なのでしょうか? いやぁ不安ですねぇ。
(松田ステンレス@dcp)