1年で432トン「中国のおばさんが金買いすぎ」問題 ⇒ 詐欺被害も頻出で阿鼻叫喚。

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読者の皆さんもご存じのとおり、金の価格が上昇して非常に高価になっております。


↑三菱マテリアルによる直近の金価格推移。2026年01月28〜29日頃には金価格が史上最高水準付近に到達しましたが、01月30日頃に急落。02月2〜04日頃:下値を付けた後、再びやや反発傾向。

金価格の高騰で踊っていらっしゃるのが中国の皆さんです。

『World Gold Council』(世界金協会:略称「WGC」)よると、2025年には中国の投資家が金地金と金貨を約432トンも購入しています。

世界全体の金地金・金貨購入量の実に「3分の1」が中国の皆さんによるもので、前年の2024年比で「28%」も増加しています。

まさに「買いすぎじゃないのか」で、『Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)』が、「金・銀ブームの背後にいる中国のおばさん投資家たち」という記事を出すほどです。

中国で金購入が加熱するのは、お金を突っ込む資産が他に見当たらないからです。

不動産は下がるばかりの底なし沼ですし、株式・債券は信用できません。貯金かといえば、金利は低く、現金で持っていても銀行からお金を引き出せないなんてことが日常茶飯事。

そもそも中国では土地の私有ができません。

(上がっているし)金で持っていた方がまだ安心――という信用できない国になっているわけです。

『Wall Street Journal』の表現を借りるなら、「経験豊富な中年女性投資家からZ世代に至るまで、金投資に殺到している」――というわけです。

上がっているうちはいいのですが、資金が集中すると反動が出たときには、阿鼻叫喚の地獄絵図――ということになります。

上掲のとおり、2026年01月30日には急下落が来ました。たったの1日で金現物は約9%も下がりました。まさに暴落です。

面白いのは、当然のように金を販売する業者が増加し、金に投資して高い配当が受けられるとするポンジスキーム詐欺などが横行していることです。

見ているだけで気が滅入ってくる動画でおなじみの法輪功系メディア『看中国』では、例えば以下のような金詐欺の動画を上げています。

↑YouTube『看中国』チャンネル「『助けてくれ!』資産が瞬時にゼロ 中国・金銀バブル崩壊のリアルな末路」

↑YouTube『看中国フォーカス』チャンネル「なぜ多くの人が信じてしまったのか?中国で拡大した金取引トラブルの共通点を暴く!」

このような詐欺被害を受けても、当然ながらお金は返ってきません。

中国はもともと「儲かると聞けばすぐに市場にみんなが殺到してレッドオーシャンを生成する」という難儀な国ですが、それゆえに詐欺被害に遭う人も多いのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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