2026年02月19日、15時に開廷した韓国ソウル中央地方裁判所において、特検に「内乱首謀者として死刑が求刑」された尹錫悦(ユン・ソギョル)前大統領は「無期懲役」の判決を受けました。

これは第一審なので最終決着がつくまでまだ時間がかかると見られます。
今回判決の最大の注目ポイントは特検の主張で何が認められたのか?――の(裁判所による)事実認定です。
何が事実と認められたのか?
2024年12月03日に尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領(当時)が宣布した非常戒厳を「内乱」と認定しました。
有罪の認定および量刑は以下です。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領:無期懲役
金龍顕(キム・ヨンヒョン)国防相:懲役30年
盧尚元(ノ・サンウォン)国軍情報司令官:懲役18年
趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長官:懲役12年
金峰植(キム・ボンシク)ソウル警察庁長官:懲役12年
木賢泰(モク・ヒョンテ)ソウル警察庁国会警備隊長:懲役3年
金容君(キム・ヨングン)陸軍大佐:無罪
尹勝栄(ユン・スンヨン)警察庁国家捜査本部捜査企画調整官:無罪
※肩書はすべて当時のもの
裁判所は「非常戒厳の宣言それ自体が直ちに内乱罪になるとは限らない」としつつも、
憲法機関(国会など)の機能を麻痺させる目的をもって行われた場合は内乱罪が成立し得る
――という基準を示し、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領(当時)による非常戒厳の宣布はその基準に当たり内乱罪に該当すると判断しました。
裁判所は繰り返し「この事件の核心は“国会に軍を投入したこと”」と強調。「刑法第91条第2号の国憲紊乱の目的が認められる」と認定したのです。
具体的には、
・国会を封鎖して議事活動を阻止・麻痺させる目的
・国会議長、与野党代表など主要人物の逮捕を通じて国会機能を止める目的
――があったと認定しています。
特検が求刑した死刑よりも軽い無期懲役になったのは、
「犯行を直接主導的に計画し、多数の人々を犯行に関与させた」
「非常戒厳により莫大な社会的費用が生じ、その点について謝罪の意思を示す姿を見いだし難い」
――としたものの、
「極めて綿密に計画されたものとは見えず、物理力の行使を最大限抑制しようとした事情も認められる」
「実弾所持や直接的な物理的暴力行使の例は見いだし難かった」
――とし、
大部分の計画が失敗に終わった点、
犯行以前にいかなる犯罪前歴もない点、
長期間公務員として奉職した点、
65歳という比較的高齢である点
――などを量刑理由(減刑方向の理由)を挙げました。
この判決に対して、元反米テロリストにして『共に民主党』当主に成り上がった鄭清来(チョン・チョンレ)さんは、以下のような罵詈雑言を並べています。
「内乱首謀者容疑の法定刑は最高が死刑、最低が無期懲役しかない」
「最低刑だ、無期懲役だ」
「国家の根幹を根こそぎ揺るがした内乱の首魁に対し、曺喜大(チョ・ヒデ)司法府は死刑ではなく無期を宣告することで司法正義を揺るがした」
「われわれ国民の光の革命に対する明白な後退だ」
「歴史的断罪を確実に行うべきであるにもかかわらず、これを猶予した曺喜大(チョ・ヒデ)司法府の態度に対し、国民は極めて不十分で不満に思うだろう」
いまだに「光の革命」などといっているのは大笑いですが、大法院の院長である曺喜大(チョ・ヒデ)さんを巻き込むように不満をぶちまけています。さすが元反米テロリストの弁だといえるでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)





