アメリカ合衆国が提案した「日米韓の共同訓練を韓国政府が拒否していた」と韓国メディア『朝鮮日報』が報じました。
同記事から一部を以下に引用します。
(前略)日本の統合幕僚監部は19日、「安全保障環境が一層厳しさを増す中、自衛隊と米軍が共同訓練を実施した」と明らかにした。
合衆国の代表的戦略資産であるB-52戦略爆撃機4機と、日本航空自衛隊のF-2戦闘機6機、F-15戦闘機5機が去る16日と18日、東海および東シナ海の空域で各種戦術訓練を共に実施したという。
済州島南方から台湾北端へと続く東シナ海が訓練地域に含まれている点などを見ると、中国牽制のための訓練とみることができる。
日本側は「この訓練を通じて『力による一方的な現状変更が起きないようにする』という両国の強い意思を確認した」と明らかにした。
「力による一方的な現状変更」は、日米が中国の南シナ海・東シナ海の領有権主張を批判したり、台湾侵攻の可能性を懸念する際に通常用いる表現である。
20日、本紙の取材を総合すると、韓国軍当局も合衆国からこの演習に参加してほしいとの要請を受けたという。
わが軍はこれを拒否し、演習の性格は日米韓3国連合訓練から日米連合訓練へと変更された。
18日、東シナ海で訓練中だったB-52は西海へ北上した後、再び南下して済州南方へ離脱したと伝えられる。同日、西海上に出撃した在韓米軍F-16戦闘機が中国側防空識別圏(CADIZ)付近まで飛行すると、中国軍もこれに対応して自国戦闘機を緊急発進させ、公海上の空域で米中戦闘機が対峙した。
これについて中国の『環球時報』は20日、「最近、米軍軍用機が西海の中国近隣空域に展開した」とし、「中国人民解放軍は法と規定に従い海・空軍兵力を組織して全過程にわたり追跡監視および警戒活動を実施し、効果的に対応措置を取った」と明らかにした。
米中戦闘機の対峙状況が発生すると、韓国側は合衆国に抗議の意を示した。
在韓米軍は昨年、群山基地に配備されていたF-16を烏山基地に移転し、F-16約60機で構成されるスーパー飛行隊を2個編成した。
当時から「中国牽制用」との観測があったが、このような訓練によってその性格が明確になり、わが政府が負担を感じたと解釈できる。
(中略)
国防部は21日、本紙報道後に「『政府が拒否した』というのは事実ではない」とした。
合衆国が日米韓の訓練を提案し、韓国側が日程調整を要請したが、合衆国がこれを受け入れなかったという。
国防部は「米韓同盟および日米韓の安全保障協力は強固に維持されている」と述べた。
『朝鮮日報』の取材によれば、合衆国が提案した日米韓の訓練を韓国政府が拒否した――とのこと。
しかし、韓国の国防部は「拒否したのではない。合衆国が日程変更に賛成しなかっただけだ」としています。中国に睨まれるのを恐れて韓国にやる気がなかった――というのが本当のところではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)





