韓国・保守寄り『自由民主市民連帯』が結成される。

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韓国の政局が混沌としており、保守寄り勢力と左派・進歩系の戦いが可視化されています。若い世代で尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領に対する支持率が急増し、さすがの『共に民主党』も焦る状況です。

2025年01月24日、キム・ジンホン牧師(ドゥレ共同体運動本部代表)、黄教安(ファン・ギョアン)元国務総理、キム・スンギュ長老(元国情院長・法務部長官)などを中心に、『自由民主市民連帯』という市民団体が結成されました。

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の弾劾訴追や韓国の政治的分断を背景に、保守派が結束を目指して設立した団体――と見られています。

人を紹介するのに「長老」という単語が付くのは韓国ならではです。「長老」という肩書は、主にキリスト教長老派教会(Presbyterian Church)における役職を指します。キリスト教長老派教会において「長老」は、教会内で尊敬される信徒のリーダーであり、教会の運営や指導に関与する重要な地位――と説明されます。

この新たな保守寄りの市民団体は以下のように設立主旨を説明しています。


↑『自由民主市民連帯』結成の記念写真。

現在、わが国の状況は非常に厳しいものがあります。

愛国的な人々が国の行く末を案じて夜も眠れない状況です。

しかし、これまでもそうであったように、この混乱がむしろ新しい秩序を生み出す転換点となると信じています。そのため、大韓民国を愛する自由市民が集まり、『自由民主市民連帯』を発足させました。

自由民主市民連帯は、4つの課題を成し遂げるという情熱の下に集まりました。

第1の課題
韓半島(朝鮮半島)に自由民主主義を根付かせる使命を共有しています。自由民主主義、自由市場経済、福祉社会、法治国家の建設、そして人権の実現のために、私たちは最善を尽くします。

第2の課題
これから訪れる統一韓国時代の主役となる2030世代(20~30代)を組織し、教育・訓練・支援に力を注ぎます。そのために、自由民主主義の価値観を広める教材を出版し、青年政治学校などの教育機関を設立して、正しい国家観と歴史観を教え、国民を幸せにする正義ある国家を築けるように協力します。

第3の課題
現在、深刻な問題が指摘されている選挙管理委員会の制度を解体し、民意が正確に反映される新しい選挙管理制度を構築するために、最善を尽くします。

第4の課題
自由民主主義の秩序の下、南と北が一つとなる統一韓国時代を実現し、自由世界の拡大に奉仕し、リーダーシップを発揮することに情熱を注ぎます。

この大きな課題を成し遂げるために、自由を愛し、志を共にするすべての団体と連帯し、力を一つにして取り組んでいきます。

2025年01月24日
自由民主市民連帯 発起人一同

韓国だなあ――という話です。

「このままでは韓国が駄目になる」と思い、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を支持している若者の純情が、古い政治家・運動家たちの食い物にされないことを心から祈念します。

じーさんが前に出るのではなく、もっと若者が主導する団体にしたらいかがでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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