韓国の車載用バッテリー企業が業績不振に陥っています。
『サムスンSDI』の2024年の業績が公示されています。
2024年通年
総売上:16兆5,922億ウォン(-22.6%)
営業利益:3,363億ウォン(-76.5%)
当期純利益:5,755億ウォン(-72.1%21※( )内は対前年同期比の増減
⇒『韓国金融監督院 公示システムDART』公式サイト
2024年、『サムスンSDI』の総売上は22.6%減少し、営業利益が76.5%も急減しました。当期純利益も72.1%減っています。
先にもご紹介しましたが、韓国の車載用バッテリーメーカー最大手とされる『LGエネルギーソリューション』の2024年第4四半期の結果は以下です。
2024年第4四半期
総売上:6兆4,512億ウォン(-19.4%)
営業利益:-2,555億ウォン(赤字転落)2024年通期
総売上:25兆6,196億ウォン(-24.1%)
営業利益:5,754億ウォン(-73.4%)
『LGエネルギーソリューション』の業績は2024年第4四半期に赤字に転落しました。
韓国車載用バッテリー企業Top3で業績が明らかになっていないのは『SKオン』だけです。前記のとおり、電気自動車の需要が減少しているので、同社も業績がいいとは思われません(最大2,000億ウォン台の営業赤字を出したものと見られています)。
(吉田ハンチング@dcp)