日本にすり寄る韓国「韓国と日本は鉱物資源確保で協力すべき」⇒ すべきではない。技術たかりを警戒すべき

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2025年12月16日、「第2回 日韓鉱物資源協力対話」が開催されました。

以下は、韓国の産業通商資源部が出したプレスリリースです。

主要な核心鉱物消費国であり、立場を同じくする韓日、核心鉱物サプライチェーンの協調を強化
― 産業通商部、日本経済産業省と「第2回 韓日鉱物資源協力対話」を開催 ―

グローバルな核心鉱物サプライチェーンの不安定性が高まる中、韓国と日本が生産国―消費国間の持続可能なサプライチェーン安定化に向けた協力を加速させる。

産業通商部(長官 金正官、以下「産業部」)は、12月17日、ソウルのロッテホテルにおいて、日本の経済産業省とともに「第2回 日韓鉱物資源協力対話」を開催した。

韓国と日本は、半導体、バッテリー、素材・部品などの先端製造産業を基盤とする類似した産業構造を有しており、核心鉱物の相当部分を輸入に依存する代表的な核心鉱物消費国である。

近年、アメリカ合衆国と中国を中心に核心鉱物サプライチェーンのブロック化が進み、生産国間の協力が強化される中で、消費国の立場を代弁する国際協調の必要性が継続的に提起されてきた。

これを受け、両国は日韓国交正常化60周年を契機として、今年02月にグローバルな核心鉱物サプライチェーン確保を主要な協力課題に設定し、「第1回 韓日鉱物資源協力対話」を開催した。

当時、両国は、

△核心鉱物の共同購入
△備蓄協力など包括的な協力方策

を議論し、対話の定例化に合意した。

その後も、多国間会合の機会を活用して日韓二国間会談を継続し、主要国の政策不確実性などに共同で対応してきた。

今回の第2回会合は、過去1年間の協力成果を点検し、協力を一層深化させるための後続協議の場として設けられた。

今回の会合では、両国は、

△最近の低水準にある銅のTC/RC状況に対応するための協力
△G7および鉱物資源安全保障パートナーシップ(MSP)などの多国間協議体における協調強化
△第三国における核心鉱物の共同開発・生産協力強化策

などについて集中的に議論した。

TC/RC
TC(Treatment Charge):精鉱(銅鉱石)を製錬するための処理費用
RC(Refining Charge):製錬後の粗銅を電解精製する費用

世界的に 銅精鉱が不足しており製錬所同士の原料争奪が激化。これにより製錬所の収益が圧迫されています。/引用者注

産業部は今後も、日本をはじめとする立場を同じくする国々との協力を拡大し、核心鉱物サプライチェーンをより安定的に構築するとともに、グローバルな核心鉱物市場において生産国と消費国が共に成長できる協力モデルを継続して模索していく方針である。

⇒参照・引用元:『韓国 産業省資源部』公式サイト「심광물 주요 소비국이자 유사입장국인 한-일, 핵심광물 공급망 공조 강화」

「日韓国交正常化60周年を契機として」――が非常に気になるところです。なぜこのような言い回しをするのか?です。

まず、日本は鉱物資源確保のために韓国など必要としていません。

日本は、

・『JOGMEC』
(これは非常に優秀な組織です)
・豪州・カナダ・アメリカ合衆国との直結ルート
・自前の製錬・素材技術

を持っており、韓国抜きで資源安全保障を追求する力があります。

ですから、このような協議はそもそも無駄で、むしろ日本へのすりより(むしろ「たかり」)ではないのか――なのです。

(恐らく韓国は何の役にも立たないでしょうから)日本は「韓国に日本の技術とルートを渡さないこと」が最重要ポイントです。

(吉田ハンチング@dcp)

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