韓国は「コーヒー強国」で海外ブランドを向こうに回してよく戦っている――という報道が出ています。
『Asia Today』の記事から以下に一部を引用します。
グローバルコーヒーブランド各社が、「コーヒー強国」韓国市場で捲土重来を期している。
進出初期は話題性を背景に急速に注目を集めたが、熾烈な競争の中で成長の勢いが鈍化すると、「現地化」戦略によって突破口を探る姿が見られる。
(中略)
変化の最前線に立っているのは、カナダのコーヒーブランド『Tim Hortons(ティムホートンズ)』だ。
『ティムホートンズ』は28日、記者懇談会を開き、韓国市場における中長期戦略の再編方向、いわゆる「経営2期」を公開した。
(中略)
「コーヒー界のアップル」と呼ばれてきた『Blue Bottle Coffee(ブルーボトル)』も、成長の岐路に立たされている。
2019年にソウル・聖水洞に上陸して以降、20店舗を確保し、品質やブランドイメージの面では高い評価を受けてきたが、収益性においては明確な拡張の原動力を見いだせていない。
『ブルーボトルコリア』は、2024年に売上が増加したにもかかわらず、当期純損失11億ウォンを記録し、赤字転換した。
(中略)
このようにグローバルブランド各社が体質改善に総力を挙げる背景には、飽和局面に入った韓国コーヒー市場がある。
国税庁国税統計ポータルによると、昨年11月時点のコーヒー飲料店事業者数は9万4,215店で、前年同月比2.3%減少した。
無限拡張の局面が終わり、市場成長が臨界点に到達したことを示唆する部分だ。
韓国を訪問したことのある方はご存じでしょうが、確かに韓国にはコーヒーショップ・カフェがたくさんあります。2025年11月時点で「9万4,215店」もあるのです。
当然過当競争でチェーン店同士の戦いも激しいのです。
韓国で人気を維持しているのは世界的なコーヒーショップブランドである「Starbucks(スターバックス)」です。
なぜ韓国でスタバは今も強いのでしょうか? まぜ先制的に韓国市場に参入したという点もありますが、2014年05月、世界初の Siren Order(モバイルオーダー) を韓国で導入したのが決定打になった――といわれます。
『スターバックスコリア』は、2026年01月19日現在「スターバックスの顧客の約4割が現在も続くモバイルオーダーシステムを利用している――としています。
韓国のコーヒーショップは大変な激戦区なのですが、上掲記事にもあるとおり、拡大路線も飽和状況となり、縮小フェイズに入ったとも見られます。
もちろん人口が急減していくので、さらに厳しくなるでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)








