08月02日、ダウ工業株30種の終値で史上初めて2万2,000ドルを突破しました。「やった! スゴいそ」の声も聞かれますが、その一方で「上昇がどこまで続くのか」と警戒する識者からの声もあります。
ロイターによれば、「ジャニー・モンゴメリー・スコットのチーフ投資ストラテジスト、マーク・ルシーニ氏は『値上がりはごく一握りの銘柄に依拠しており、これは市場の健全さを示す材料でないことが多い。今後揺り戻しがあったとしても私はショックでない』とのこと。
どういうことかといいますと、株高を牽引している株式銘柄が減少しているのです。またS&P総合500種とナスダック総合の動きが鈍重になっていますので「上昇相場も息切れ状態」になってきている、と指摘する識者がいます。相場の上昇で高値更新にもかかわらず、これで弾みがつかないと……もしかして……というわけです。
(柏ケミカル@dcp)