10月04日、イギリスのメイ首相はマンチェスターで開かれた保守党の党大会でスピーチを行いました。……がスピーチの最中に次々と下のようなトラブルに見舞われました。
1.スピーチを始めたのはいいがセキが止まらない
2.スピーチ中にコメディアン(サイモン・ブロドキン)が乱入
「ボリス(外相)からこれを渡してくれ、と頼まれた」と
言ってメイさんに解雇通知書を渡す
3.セキがひどいメイさんに、ハモンド財務相がのど飴を渡す
4.メイさんの背後に掲げられていたスローガン
BUILDING A COUNTRY THAT WORKS FOR EVERYONE
(全ての人のために機能する国造り)
から、
「FOR」の「F」が、「EVERYONE」の後ろの「E」が落ちる
5.メイさんに拍手を送るためみんなが席を立つ。
しかし、ジョンソン外相は右隣の女性に促されて席を立った
ボリス・ジョンソン外相は、「乱入コメディアンにネタにされた」ことを怒っていたのかもしれませんね。ただ、同氏は「メイ首相下ろしに動く」なんて報じられる人物。メイ首相を揶揄する気持ちで立たないつもりだったのかも。
メイ首相にとっては災難なスピーチでしたが、幸いなことに市場への影響はなかったようです。
(柏ケミカル@dcp)