日本の株式マーケットは好調が続いています。以前Money1でお伝えしたとおりこの株高の原動力になっているのは外国人投資家です。例えば、日本の個人投資家の場合には直近のデータではむしろ「売り越し」が多いのです。
この外国投資家の資金投下について、11月22日ロイターに興味深い記事があったのでご紹介します。「日本と中国の株買い増し、高値でもまだ欲しい=ジュリアス・ベア」と題する、スイスのプライベートバンク『ジュリアス・ベア』のバシュカール・ラクミナラヤンCIO(アジア地域最高投資責任者)にインタビューした記事です。
この記事の中でラクミナラヤンCIOは、
・当社は1年前から日本株を強気に見ている
・2-3週間前に選好する日本株と中国株を買い増した
と述べ、日本株に強気な最大の理由として、
・好調な企業業績
を挙げています。また「今後2018年にかけても「決算のポジティブなサプライズが大いに期待できると見ている」とのこと。
日本株が記録的な水準に達していることについては、
「記録的高値水準に上昇したのはその通りだが、当社ではここで手放すどころか、まだまだ買いたいと思っている。われわれはいったん投資すると決めたら、少なくとも1-2年はそれを維持することが多い」
と述べました。さて、日本株の好調はどこまで続くでしょうか!?
⇒『ロイター』「日本と中国の株買い増し、高値でもまだ欲しい=ジュリアス・ベア」
https://jp.reuters.com/article/asia-japan-stock-idJPKBN1DM075
(柏ケミカル@dcp)