イエレンのおばちゃんからFRB(米連邦準備制度理事会)議長を引き継いだパウエルのおっちゃん。いきなり02月初週の株式市場の暴落となり、「パウエル議長、波乱の幕開け」みたいな報道がされましたが、なんとか復調でとりあえず顔が潰れずに済んでいます。
2018年の利上げ回数は「3回」と予測されているのですが、パウエル議長は「増やす可能性がある」という見方を示しています。この(下院金融委員会の公聴会での)発言を受けて、米国10年債の利回りが「2.9%」まで上昇し、同時に株式市場は下落しました。
Money1でもここのところお伝えしているとおり、「ここからは債権なんじゃないか」と資金を移動する向きが増加しているわけです。
米株高・米金利上昇・ドル安
なんていう珍しい(というかほとんど見ない)状況から急激にトレンドが動く可能性も十分にあります。
(柏ケミカル@dcp)