韓国にとってブラックフライデーとなった2022年09月23日(金)が終わり、週が明けましたがどっこい、26日(月)も暗いブラックマンデーだったのです(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
まず、ウォン安が止まらず「1ドル=1,430ウォン」に到達してしまいました。韓国には独力でこれを止めることはできません。
↑2022年09月26日は一時「1ドル=1,435ウォン」に達した。
KOSPIも下がりました。以下のとおり支持線を割ったので、これはさらなる下落の兆候と見ることができるので、状況は大変によくありません。
↑2022年09月26日のKOSPI終了時のチャート。KOSPIは「2,220」まで下落。
最後に債券です。これがまたエライことになりました。以下の韓国債3年物のチャートをご覧ください。
韓国債3年物の利回りは、とうとう「4.463%」に達しました。
ご注目いただきたいのは、26日のローソク足に上下のヒゲが全くないことです。
始値と安値が同じ、高値と終値が同じです。つまり、開場から閉場まで、真っすぐに上昇して締まったということを意味しています。
国債の利回りが上昇するということは、売られていることを意味します。韓国債はさらに売り込まれたのです。何度もご紹介しますが、国債の利回りが急騰するときは危ないのです。
こういう時は折れ線チャートで見たほうが面白いので以下に貼ります。
まさに「なんだこりゃ」というチャートになっています。
さらなるトリプル安で韓国経済は追い込まれています。
(柏ケミカル@dcp)