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韓国尹大統領が本格「戦闘モード」

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韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が本格的に戦闘モードに入っています。

2023年07月02日、日曜日だというのに第20代大統領室は以下のようなプレスリリースを出しました。

統一は「韓国側の体制」が主となって行う!


↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット

尹大統領「統一部は北朝鮮支援部ではない」

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は、先週指名されたた金暎浩(キム・ヨンホ)長官候補者など統一部人事と関連し、参謀たちに「これまで統一部はまるで北朝鮮支援部のような役割をしてきたが、そうなってはならない。統一部が変わる時が来た」と述べました。

大統領は「今後、統一部は“自由民主的基本秩序に基づく統一”という憲法精神に基づき、統一部本来の役割を遂行しなければならない」と要請しました。

また、大統領は「私たちが目指すべき統一は、南北のすべての住民がよりよく生きる統一、より人間らしく生きることができる統一でなければならない」と強調しました。

⇒参照・引用元:『韓国 第20代大統領室』公式サイト「尹大統領『統一部は北朝鮮支援部ではない』」

尹大統領は、韓国政府の機関である「統一部」の刷新に乗り出しました。

「これまでのような北朝鮮支援部になるな」とし、「私たちが目指すべき統一は、南北の全ての住民がよりよく生きる統一、より人間らしく生きることができる統一」と述べました。

つまり、餓死者が続出するような現「金正恩体制」の完全な否定です。

かつて金大中(キム・デジュン)は「連邦制による緩い体制を作って徐々に統一しよう」という「できもしない」提案を行い、統一への期待を盛り上げましたが大失敗に終わりました。

当たり前です。北は金ファミリーによる独裁、南は自由主義という、全くイデオロギー的に相容れない国の上に「どんな連邦政府」を作るというのでしょうか。

その連邦政府のいうことを北朝鮮の金ちゃんファミリーは言うことを聞くとでも思ったのでしょうか。しかし、この無茶苦茶な夢想は、金大中(キム・デジュン)の後、文在寅に至るまでぼんやりと継承されてきました。

北朝鮮が独裁国家であり、中世の王朝のようなビンボな国であるのを誰もが理解しているにもかかわらずです。

今回の尹大統領の発言は「北朝鮮を吸収して南朝鮮主体の統一を志向する」という宣言に他なりません。

新たな統一部長官に指名された金暎浩(キム・ヨンホ)さんは対北朝鮮強硬派として知られる人物。「金正恩政権打倒」を主張し、2017年憲法裁判所の朴槿恵大統領弾劾決定に「体制転覆勢力に赤いカーペットを敷いてやる結果だ」と非難したことで知られています。

次官級の首をすげ替える!

この統一部の一新だけでなく、尹大統領は各政府機関の公務員Topに当たる次官の交代にも乗り出しました。2023年06月28日、一気に長官級2人と次官級13人が任免状を受けたのです。

意図は明らかです。左派・進歩系で前文在寅政権を引きずっている公務員Topを飛ばしたのです。

韓国メディアによると、一部の新次官たちは晩餐会に招かれて発破をかけられたとのこと。尹大統領は以下のように述べたとのこと。

「私に忠誠を尽くさず、憲法精神に忠誠を尽くしてください」

「政権が変わったのに全く動かず、少し我慢すればまた(政権が)変わるのではないかといった公務員は、政府ではなく国会に行くべきだ」

「腐敗した利権カルテルと手を組む公務員は容赦なく厳正に対処しなければならない」

この次官級の一斉交代によって、政府機関内の人事も大きく動くことが予想されます。「一部の省庁では、1級公務員全員が人事前に辞表を提出した」という報道も出ました。

自由主義陣営国に留まろうとする尹大統領の指向に背き、国政の邪魔をする左派・進歩系を完全に除かなければなりません。

次は「選挙管理委員会」と「大法院」だ!

朴正煕(パク・チョンヒ)大統領なら、共産・新北朝鮮勢力を除くために軍隊を動かせますが、尹大統領はさすがにそれはできません。そのため、「法」を最大限に使うでしょう。

次のターゲットは、総選挙に向けて「選挙管理委員会」と、おかしな判決を出す「司法」です。

すでに選挙管理委員会の方は、監査委員が調査にかかっており、「選挙管理委員の職を世襲化しようとしていた」という証拠をつかみ、締め上げ始めています。

文在寅政権が据えた選挙管理委員を一掃しなければ、来る総選挙で何をするか分かりません。ですので安心できる布陣に変更するのは必須です。

司法では、標的は「大法院」(最高裁判所相当)です。

「いわゆる徴用工」案件はじめ、明らかに国際法違反の判決を出すような裁判所の判事を変更するのも必ず実行しなければなりません。

検察(および警察)が必死に証拠をそろえて立件しても、判事が左巻きでは片端から無罪判決を出してしまいます。

これを防ぐためには、やはり文在寅が植え逃げした判事を全て抜いてしまわなければならないのです。

幸いなことに、現在大法院の院長である(札付きの)金明洙(キム・ミョンス)院長の任期は2023年09月に終了します。尹大統領の任期中に大法院メンバー14人のうち13人が交代するのです(すでに始まっています)。

ここで、いわゆる民弁出身の判事、左巻きを一掃することができます。

『朝鮮日報』からは「文在寅最大の罪は司法の政治化だ」という記事が出ていますが、正鵠を射ています。文在寅は法に依りて無法を行った人物でした。法治がなんの意味もなさなかった文在寅時代を終わらせなければなりません。

――というわけで、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は完全に戦闘モードに入ったと見えます。

左派・進歩系の反撃も苛烈なものになることが予想されます。尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の挑戦は続きますが、左派・進歩系、また北朝鮮は何をするか分かりません。

くれぐれも暗殺には注意し、身辺警護を厚くする必要があります。

(吉田ハンチング@dcp)

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