昨日、Money1でも「潮目が変わるかも」なんていう話がありましたが、早速に本日、日本の株式市場で急落がありました(笑)。03月02日に▲352.83円(-2.50%)という嫌な暴落です(チャートは『Bloonberg』より引用)。
03月02日午後には、黒田日銀総裁が「2019年度ごろ出口を検討していること間違いない」といういらん発言もあり、円は強含みで「105円70銭台」まで円高が進みました。
為替については、トランプ大統領の「鉄鋼・アルミニウム輸入への関税賦課」によって、最も影響の低い通貨を求めたため円高が進むといった側面もあります。
しかし、この関税賦課はアメリカに大きな打撃を与えるという話が有力です。というのは、自動車産業など、鉄鋼・アルミニウムを使う業種の方が現在のアメリカには多いからです。関税が上がると打撃を受ける方が大きいというわけです。
バカな決定がバカな結果を招くという、いわばバカの二乗が投資家を右往左往させているのです。
(柏ケミカル@dcp)