韓国経済の屋台骨を支えている韓国『サムスン電子』。「きれいなジャイアン」をぐっと痩せさせたみたいな、藤子・F・不二雄キャラ顔の李在鎔(イ・ジェヨン)さんは同社の副会長ですが、この人はやたらに海外出張が多い人です。
2020年10月24日の『中央日報(日本語版)』にも、ベトナム出張を終えて戻った李副会長が「日本にも一度行かなければ」と言ったという記事を出しています。
⇒参照・引用元:『中央日報(日本語版)』「李在鎔サムスン副会長『日本にも一度行かなければ』」
2019年07月01日、日本の輸出管理強化が発表されたときも、スグに日本を訪問し、『サムスン電子』の半導体製造に支障が出ないよう要路に働きかけを行いました。
また、アメリカ合衆国と中国の対立が深まって以降は速攻で訪中し、自社工場の様子を確認。10月頭からは1週間欧州へ。オランダの『ASML』を訪問し、リソグラフィー装置の確保に動いたといわれています。14日に帰国したと思ったら、休む間もなく今度は東南アジア。で、ベトナム出張を終えて23日に帰国。
で、次は日本というわけですからスゴいバイタリティーです。
ワールドワイドで拠点持ち、世界的な企業のトップですが、いくらなんでもドタバタしすぎではないでしょうか。
「韓国にいたくない」のではないかという話があります。半分以上は冗談でしょうが、李副会長は朴槿恵(パク・クネ)前大統領の失脚時に崔順実(チェ・スンシル)への贈賄などの罪で起訴されています。2020年05月には記者会見を開いて謝罪させられています。
現在の文在寅大統領の左派政権は財閥を目の敵にしており、事実上検察を意のままにしています。自分の立場もどうなるか分からないので、突然の拘束・逮捕などを避けるためにできるだけ韓国にいないようにしている――という説です。文政権を見ているとあながちウソでもなさそうな……と思えるから不思議ですね。
(吉田ハンチング@dcp)