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【12兆ウォン要る】韓国版ニューディールでお金が足りません!

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なんだかあまり聞かなくなってきましたが、文在寅大統領のぶち上げた「韓国版ニューディール」ですが、韓国では「実際にどうするよ」と韓国政府の各部局がいろいろ試算を行っています。

問題はやっぱり「お金」です。

例えば、韓国メディア『毎日経済』にソウル市の教育庁が困っているという報道が出ています。以下のような具合です。

ソウル教育庁はコロナ時代の教育環境の質の向上のために、毎年3兆ウォンの追加財源が必要だと述べた。

老朽学校施設の拡充などの韓国版ニューディールの課題を実行するためには、今後12兆2,000億ウォンの財政投資が要求されるからである。
(後略)

⇒参照・引用元:『毎日経済』「지금도 10조 넘는데…3조 더 달라는 서울교육청」

非対面でも行える新時代の教育とかなんとか、5Gのインフラを用いてうんたら、とかそのような怪気炎を上げていますので、そのための環境設備を整えたりしなければならず、韓国版ニューディールに沿った教育現場にするにはお金がない、というわけです。

同記事は以下のようにソウルの教育環境の現状と必要資金を報じています。

(前略)
ソウル市は追加で資金が必要な理由について、現在の40年以上経過した老朽校舎が20.5%を占め、施設の改善には、少なくとも12兆2,000億ウォン、高校無償教育運営のために毎年1,749億ウォン、3-5歳に提供する教育コースのために5年間で551億ウォン要ると説明した。
(後略)

これから子供も減るというのに、大変な号令をかけたものです(ソウルの人口は減らないかもしれませんが)。2025年までに、

国費:5兆5,000億ウォン
地方費:13兆ウォン
計:18兆5,000億ウォン

が突っ込まれることが決まっています。もちろん、韓国政府は国債や債券発行などの借金で賄うつもりです。

こうして「頭の悪い働き者」を戴いた国は衰亡を続けることになるのです。哀しいことですね。

(柏ケミカル@dcp)

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