2020年11月20日(金)が締まりました。11月21日06:59現在、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
11月20日は結局陽線で締まり、これで3日続けてウォン安方向へ進行しました。
ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。
天井は「1ドル=1,117.46ウォン」でした。天井圏はダブルトップでここから2ウォン強ウォン高方向に戻しました。
これで2020年11月第3週目が締まりましたので週足で見てみます(ローソク足1本が1週間の値動きを示します)。以下です。
週足で見ると、第3週はウォン安方向へ反発したローソク足です。週足で見るとここまで続いてきたウォン高進行が止まるかどうか……心許ない感じです。しかし、時間軸をずっと引いて、週足チャートの左を見ると以下のようになるのです。
現在は「A」の2018年07月頭以降のプライスアクション、その底近辺の水準まで来ています。「A」では、およそ「1ドル=1,106.82ウォン」(2018年09月24日)がローソク足の実体線としての天底でした。
「A」と同様にこのラインが抵抗線となってこれ以上のウォン高を阻止するかもしれません。しかし、このラインが破られた場合、ダブルボトムの底を作ったおよそ「1,056ウォン」が次の抵抗線です。
現在は抵抗線が機能するかが試されており、次の抵抗線までいくかどうかの大事なポイントを戦っていると見ることが可能なのです。
次週以降もドルウォンチャートには要注目です。
追記
2020年11月23日(月)の市場が開きました。10:21現在のドルウォンチャートの状況を以下の記事にまとめましたので本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)