2020年11月27日、韓国の金融監督院(+金融委員会)から、
中小企業・個人事業主に対して金融支援が「250兆9,000億ウォン」に達する
(支援件数で見ると235万9,000件)
(支援件数で見ると235万9,000件)
という報告が出ました。これはもちろんコロナ禍によって打撃を受けた中小企業・個人事業主にお金を回すためのものです。内訳は以下です。
●新規融資:88兆1,000億ウォン
●満期延長:110兆2,000億ウォン
●満期延長:110兆2,000億ウォン
●保証サポート
政策金融機関の新規保証:19兆7,000億ウォン
保証の満期延長:33兆ウォン
融資の満期延長の支援が「110.2兆ウォン」と最も大きいようです。つまり、借金の返済期限を延ばしてもらったわけです。
政府はとにかく経済危機の火を急いで消すために金融機関にこのような措置を取らせたわけですが……問題はここからです。
250兆9,000億ウォンは返してもらわないといけない
のです。不良債権化されると今度は銀行自体がピンチになってしまいます。さて、韓国の中小企業・個人事業主の皆さんが無事に健全な経営状態に戻れるでしょうか。目が離せません。
(吉田ハンチング@dcp)