韓国の来年度予算について与野党合意ができたとのこと。結局、当初予算案の約556兆ウォンから2兆ウォン増えて「約558兆ウォン」となりました。韓国にとってはスーパー拡大予算です。
予算案から7兆5,000億ウォン増額
予算案から5兆3,000億ウォン減額
予算案から5兆3,000億ウォン減額
小計:2兆2,000億ウォン純増
と、予算のあちこちを増やし、削りした結果です。
この2兆2,000億ウォンは国債発行で賄う
とのことで、予定どおり政府債務はまた増えます。
興味深いのは、
新型コロナウイルスのワクチン購入代金:9,000億ウォン
が盛り込まれている点です。先に政府与党は、
ワクチンを4,400万人分:1兆3,000億ウォン
としていたのに、これが「9,000億ウォン」に減額されました。ざっくり計算すると、
9,000億ウォン:3,046万人分のワクチン購入代金
1,354万人分のワクチン購入代金を削ったわけです。また、韓国の人口はざっくり約5,200万人なので、人口比で約59%のカバー率ですが、これで本当にワクチンは足りるのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)