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韓国「12月輸出が308億ドル(1.2%増)」でも喜べない理由

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2020年12月21日、韓国の関税庁が12月01~20日の輸出入の状況を公表しました。

2020年12月01~20日
輸出金額:308億900万ドル(前年同期比:3億8,000万ドル増加1.2%増加
輸入金額:277億1300万ドル(前年同期比:24億1,000万ドル減少8.0%減少
貿易収支:30億9,600万ドル(前年同期比:1億7,200万ドル減少5.3%減少

まず対前年同期比で見ると、輸出金額は増加、輸入は減少、貿易収支(輸出 – 輸入)は減少です。輸出は戻ってきているのに輸入はついてきていません。つまるところ「不況型黒字」が継続しているわけです。

年間累計の貿易収支は以下のようになっています。

2019年01月01日~12月20日:372億2,220万ドル
2020年01月01日~12月20日:417億7,750万ドル

貿易収支が昨年より上がって良い結果に見えますが、これは、

2020年01月01日~12月20日累計
輸出額:4,822億5,200万ドル(対前年同期比:6.6%減少
輸入額:4,504億7,800万ドル(対前年同期比:8.0%減少

と、輸出の減少幅に比べて、輸入の減少幅が大きいたいめです。貿易収支は「輸出 – 輸入」で求めますので、輸入が大きく減ったぶん金額が大きくなったのです。そうでなければ、輸出金額累計がそもそも昨年より「6.6%減少」しているのに、貿易収支が昨年より増加するなんてことが起こるはずがありません。

また注目すべき点は、2020年12月01~20日の1日当たりの輸出金額が「19.9億ドル」となり、また20億ドルを割り込んだのです。10月、11月は「20億ドル」を超え、これをもって「韓国の輸出もやっと回復してきた」とご紹介したのですが……また暗雲というわけです。

⇒データ引用元:『韓国 関税庁』「’20年12月1日〜12月20日輸出入現況」

(柏ケミカル@dcp)

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