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中国「国家報道出版局」の呆れた通知!記者証を管理して言論を封じる

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2021年01月19日、中国の『国家報道出版局』(略称:NPPA)がプレスカードの検証を行うという通知を出しました。当局がプレス資格について調べ、もし違反していたらこれをキャンセル(取り消す)しようというのです。完全な言論統制のための通知です。

この通知の中で注目ポイントをご紹介します。まず前文です。

各省、自治区、直辖市和新疆生产建设兵团新闻出版局,中央和国家机关各部委、各人民团体新闻单位主管部门,中央各主要新闻单位:

为深入贯彻习近平总书记关于宣传思想工作的重要思想,建设一支政治过硬、本领高强、求实创新、能打胜仗的新闻记者队伍,根据《新闻记者证管理办法》有关规定,现决定对新闻记者持证情况开展年度核验,有关事项通知如下:

中央政府直轄の省、自治区、市町村、新疆生産建設隊出版局、中央・国家機関の省庁・委員会の所管部門、人民組織の報道機関、中央政府の主要な報道機関へ

習近平書記長のプロパガンダとイデオロギー活動に関する重要な考えを徹底的に実行し、政治的に強く、有能で、現実的で革新的で、戦いに勝つことができるジャーナリストのチームを構築するために「プレスカード管理措置」の関連規定に基づき、ジャーナリストのカード保有状況の検証を毎年実施することとし、以下のように通知する。
(後略)

⇒参照・引用元:『中国 国家報道出版局』公式サイト「2020年のプレスカードの検証の実施に関する国家報道出版局の通知」(原文・中国語/筆者(バカ)意訳)

出だしからこれです。習近平総書記に考えに基づいてプロパガンダを行う者がプレスカードを持つ資格があると言っているも同然です。

検証ポイントについて書いた以下をご覧ください。

2.持证人员遵规守法情况。是否存在从事与记者职务有关的有偿服务、中介活动或兼职、取酬的问题;是否存在创办或参股广告类公司的问题;是否存在擅自以记者职务身份开设微博、微信等自媒体、擅自发布职务行为信息等问题;是否依规参加相关培训;是否存在新闻敲诈、有偿新闻等“以媒谋私”以及编造传播虚假新闻等问题;是否存在持证人员被处以刑事处罚的情况。

2.プレスカード所持者による法令遵守の状況。

記者としての職務に関連して、有料サービスや仲介活動、アルバイトや報酬に従事していないか、広告会社を設立したり、参加したりしていないか、記者としての立場でマイクロブログや微博(Weibo)などのセルフメディアを無断で開設したり、職務に関する情報を無断で公開していないか、規定に基づいて関連する研修に参加しているか、ニュース恐喝や有料ニュースなどの「私利私欲のためのメディア利用」や捏造を行っていないか、など。

ニュース恐喝や有料ニュースなどの「私利私欲のためのメディア」や虚偽のニュースの捏造・流布などを行っていないか、刑事罰を受けたケースがあるかどうか。

記者はマイクロブログを開設したり、SNS「Weibo」のアカウントを無断で作ったりしてはいけないし、情報発信もできないことになっています。「私利私欲のメディア利用」が何を指すのかはあいまいにされていますが、中国共産党、中国共産党が支配する社会「全体」にとって害があると好き勝手に判断されそうです。

こんな国にジャーナリズムなどあるわけがありません。政府を批判しようものならプレスカードを失効するかもしれないのですから。言論の自由はどんなことがあっても死守しなけれならない私たちの権利だと思い知らされます。

(吉田ハンチング@dcp)

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