2021年03月11日、韓国の関税庁から「03月01~10日」の輸出入動向のデータが出ました。
通関ベースの関税庁のデータでは、
2021年03月01~10日
輸出:162億9,900万ドル(約1兆7,689億3,047万円)
輸入:174億2,000万ドル(約1兆8,905億9,260万円)
貿易収支(輸出 – 輸入):-11億2,200万ドル(約-1,217億7,066万円)
輸出:162億9,900万ドル(約1兆7,689億3,047万円)
輸入:174億2,000万ドル(約1兆8,905億9,260万円)
貿易収支(輸出 – 輸入):-11億2,200万ドル(約-1,217億7,066万円)
となっています。
輸出額は、対前年同期比で「25.2%」の増加、また1日当たりで比べても、
2020年03月01~10日:17.4億ドル/日
2021年03月01~10日:21.7億ドル/日
2021年03月01~10日:21.7億ドル/日
で「24.7%」の増加です。
韓国メディアではさっそくこの点を取り上げて輸出が回復!みたいな報道になっていますが、肝心なのは貿易収支です。もうかっているのか、いないのかです。
韓国は貿易収支が黒字でないと国が成立しないことを忘れてはなりません。
上掲のとおり貿易収支は「11億ドル」の赤字です。ですので喜ぶデータではありません。
この関税庁のデータは(国際収支統計と比較して)なぜか輸入金額が大きく出る傾向があるので、本当に?と見なければならないのです。この件についてはまた別記事にいたします。
⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「21年3月1日〜3月10日輸出入現況」
(吉田ハンチング@dcp)