「韓国のAmazon」さらに8%暴落!「しかも今夜が山だ」の理由とは?

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連日のようにご紹介しており恐縮ですが、チャートが面白いことになっていますので仕方ありません。韓国のAmazonと呼ばれるネット通販大手『Coupang(クーパン)』ですが、株価がさらに墜落しました。

以下をご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用)。

2021年03月17日、アメリカ合衆国の株式市場は「ダウ」「S&P500」「NASDAQ」など主要指標はみな上昇したにもかかわらず、『クーパン』はその波に乗ることはできませんでした。

2021年03月17日
終値:43.29ドル

で前日終値より「3.84ドル」も下落しました。これは「8.1%」の下落ですから暴落といってもいい下がり具合です。

これで初日から「13兆4,327億ウォン」(約1兆3,030億円)の時価総額を飛ばしたことになります。

また、韓国メディアでは「木曜日が山だ」と報じられていますが、これは従業員ストックオプション3,400万株(流通株の4.8%)に対する「ロックアップ」が木曜日に解除されるからです。

ロックアップというのは、株式の新規公開・売り出し時に、大株主に一定期間市場で「保有する株式」を売却しないように、証券会社と契約を結ぶことをいいます。

なぜこんなことをするかというと、大株主が「上がった!もうかった!売ろう!」と大量の株式を売却に走ると、市場の株式の需給バランスが無茶苦茶になる可能性があるからです。

そのため「一定期間は保有すること」という契約を締結するのです。

しかし、従業員ストックオプションの大量株のロックは解けます。

つまり「今夜が山だ」というわけです。

(吉田ハンチング@dcp)

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